外部から力が加わり、骨と骨が分断してしまった状態を骨折と呼びます。
「完全に折れてしまっている」「ヒビだけで済んでいる」など骨折にも様々な分類・種類があります。

• 完全骨折 （折れた状態）
• 不全骨折（ひびの状態）
• 閉鎖骨折 （皮膚が破れていない状態）
• 開放骨折 （皮膚が破れ、骨折部が体外と連結している状態）
• 複雑骨折・単純骨折

• 骨折箇所の痛み
• 変形
• 腫れ
• 骨折した骨の端同士が触れ合う音がする

などを伴った症状が多いとされています。

皆様が良く耳にする「関節」とは、お皿のように窪んだ骨と、ボールのように丸まった骨が重なって構成されているものです。
脱臼とは、それらが外れてしまった状態を指します。伴って、2つの骨の周りにある関節包や靭帯が伸びたり、最悪のケースでは切れてしまうこともあります。

外傷性脱臼

関節に外部からの衝撃が加わって起こる脱臼

病的脱臼

関節を支える関節包や靭帯が弱っており、そこに少しの力が加わることで起こる脱臼

脱臼すると、関節に痛み・腫れ・変形といった症状が現れます。
特に変形は重度の脱臼の場合に見られる症状です。また、関節に力を加えて曲げると、ゴムのように元の状態に引っ張られる弾発性固定という状態もあります。

脱臼の「癖」に要注意！

脱臼に対して適切な施術・リハビリを疎かにしていると、反復性脱臼・習慣性脱臼という「脱臼の癖」がつきます。
一度癖がつくと、日常生活やスポーツでの軽い衝撃で脱臼を起こしてしまうようになります。

既に脱臼の癖がついてしまっている方は、整復後のリハビリや筋力のトレーニングを行い脱臼のリスクを軽減させる必要があります。

不自然な形で身体を捻り、靭帯や腱、軟骨などが傷つくことを捻挫といいます。
捻った際に関節部分の血管が内出血を起こすと、腫れを伴うことがあります。

捻挫の多くはスポーツ中に足を捻る、転ぶといった原因によるものです。

しかし、関節は身体の至る所に存在しますので、どのようなシチュエーション・箇所でも起きる可能性があります。球技によくある突き指も捻挫の一種です。
捻挫の痛みは、患部の腫れ・傷などの刺激によって発痛物質が体内で作られることによって起こります。

ケガをしたときの状況を詳しくお伺いし、現在の状態・状況・症状に合わせて適切な施術計画を立てます。

スポーツに取り組まれている方の場合、次の大会や部活動の状況などによって治療期間を気にかけている方が多くいらっしゃいます。当院ではそのような患者様のご希望・ご要望に、可能な限り沿えるよう、計画を立てていきます。

しかし、ケガをした箇所を無理に動かすと周囲の体組織を傷つける原因となりますので慎重に進める必要性があります。

ケガは患部によって施術方法が異なります。
場合によってはじん帯の損傷を伴いますので、病院でのレントゲン検査を受けるようにしましょう。施術はその上で適切な方法にて開始いたします。

ケガの心配をしながらスポーツをしていても、目標や夢に向かって満足のいくパフォーマンスは発揮できないのではないでしょうか？

そのため、
まこと整骨院が目指すケガへの施術は「根本的対処施術」です。
骨格・神経・筋肉それぞれからのアプローチに加えて、回復後のメンテナンスまでトータルでフォローさせていただきます。

通常の整骨院では、ケガの治療の目的は「痛みの緩和」とされていますが、
根本的対処が目的の当院では「なぜケガをしたのか」「なぜ再発するのか」という不調をきたす根本的な原因を取り除いていきます。

特に捻挫は、リハビリが不十分だと痛みがぶり返すやっかいなケガです。アイシングや湿布、テーピングなどの対処療法では根本的原因を取り除くには至らないケースが多くあります。

再発防止のためのアドバイスや、パフォーマンスアップのためにできることなど、スポーツに取り組む皆様のお手伝いができれば幸いです。